●このページでは、メダカの飼育水の水換えの方法と手順についてご紹介しています。(当サイトのすべてのページは、本文下のリンクからご覧いただけます。どうぞご利用ください。) |
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メダカの水換えの方法と手順 |
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メダカに水換えが必要な理由メダカの暮らす水を汚す最大の原因は、メダカの糞と食べ残しのエサ(餌)です。メダカの糞や食べ残しのエサ(餌)は、水中でメダカの健康を損なうアンモニアへと変化し、水の中に蓄積されていきます。 水の中に蓄積されたアンモニアは、メダカの飼育容器の壁や、底に敷き詰めた砂、ろ過器を取り付けている場合であれば、ろ過器のフィルターに繁殖したバクテリアや微生物(硝化細菌ともいいます)の働きで、亜硝酸に変えられ、さらにに比較的害の少ない硝酸塩へと変えられます。 硝酸塩は、少量であればメダカにも害はありませんが、やはり酸性の物質ですから濃度が高くなるに連れて水の酸性度が高くなり、メダカに害を与えるようになってきます。 そうなる前に、飼育容器の水の一部交換して、メダカの住みやすい水しなければなりません。これが水換えが必要ないちばんの理由です。 メダカの水換えの回数と頻度メダカの飼育容器の水換えの回数は、育てているメダカの数や飼育容器の大きさ、バクテリアや微生物(硝化細菌)の繁殖状況、ろ過装置を取り付けているかいないかなどの条件によって変わってきます ひとつの目安として、1週間に1回、飼育容器の水の1/3を、あらかじめカルキ抜きを済ませた水に交換する、と考えておきましょう。 ただし、バクテリアや微生物(硝化細菌)の繁殖がまだ十分でない飼い始めの頃と、十分に繁殖した後とでは必要な水換えの回数にも違いが出てきます。 また、後でご紹介する季節の変化によるメダカの活動の違いでも、水換えの回数が変わってきます。 水換えの回数は季節によって変わるメダカは、水温の変化によって体温が変わります。このような生き物のことを変温動物といいますが、変温動物は、気温が大幅に変わる季節では、その活動も変化します。 メダカは、春から秋にかけて活発に活動します。エサ(餌)も良く食べるようになり、糞の量も多くなります。エサ(餌)を与える回数が増えるこの期間は、どうしてもエサ(餌)の食べ残しも増えます。 すでにご紹介したように、メダカの飼育容器の水を汚すいちばんの原因は、メダカの糞と食べ残しのエサ(餌)です。 メダカの活動が活発になる春から秋の期間は、水が汚れやすくなりますから、水換えの回数も増やさなければ、水質を維持できないということになります。 反対に、水温が低くなる冬場は、メダカもほとんど活動しなくなり、エサ(餌)もほとんど食べませんから、糞の量も食べ残しもほんのわずかになります。水を汚す原因がほとんど無い冬場は、水換えもほとんど必要ありません。 |
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