●このページでは、メダカに適した水と、水のカルキ抜きの方法についてご紹介しています。(当サイトのすべてのページは、本文下のリンクからご覧いただけます。どうぞご利用ください。) |
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メダカの水とカルキ抜きの方法 |
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メダカの水と酸性度メダカを健康に、そして元気に飼い育てるために欠かせないもの、それが水です。水は、その中に含まれる水素イオンの濃度の違いによって、酸性、アルカリ性、中性の水に分けることができます。 この水素イオンの濃度の違いを数値で表したものが水の酸性度で、pH(ピーエイチ・ペーハー)という単位で表します。 水の酸性度は、pH7が中性でそれよりも数値が少なくなると酸性、多い場合はアルカリ性です。一般的に、水道の蛇口をひねって出てきた直後の水は、弱アルカリ性になっています。 メダカの飼育には、弱酸性から弱アルカリ性の範囲にある水が適している言われ、あとでご紹介する残留塩素(カルキ)の問題を除けば、水の酸性度という点では、水道水はメダカの飼育に適していると言えます。 メダカの飼育水は、メダカの糞や餌の食べ残しなどによって水が汚れてくると、次第に酸性傾向が強くなってきます。その水でメダカを飼いつづけるとメダカの健康に障害が現われてきますので、水をメダカの住みやすい弱酸性から弱アルカリ性の範囲内に戻してあげなければなりません。 そのために行うのが、定期的な水換えです。また、飼育容器の底に敷き詰めた砂に住むバクテリアや微生物、水草も水をきれいにする重要な助けとなります。 水道水と残留塩素(カルキ)先ほどご紹介したように、メダカを飼い育てるための水は、弱酸性から弱アルカリ性の範囲になければなりませんが、水道水は弱アルカリ性ということで、水の酸性度という点に関しては、メダカの飼育に適していると言えますし、実際に水道水が多く使われています。 ただし、水道水は、そのままではメダカの飼育に使うことはできません。なぜなら、水道水は殺菌に塩素を使っているから。水道水には、ほんのわずかですがその塩素が残っています。これを残留塩素(カルキ)といいます。 残留塩素(カルキ)の残ったままの水道水は、メダカなどのような淡水魚の飼育には使えないので、水道水からカルキを抜き取る作業が必要になります。それがカルキ抜きです。 もちろん、水道水に含まれる残留塩素(カルキ)は、私たち人間には害の無いレベルまで浄化されていますので飲んでも心配ありませんが、人間に比べて、はるかに体の小さいメダカにとっては、ほんの少しでも健康を損なうには十分なのです。 水道水を使ってメダカを育てるときは、必ずカルキ抜きを済ませた水を使うようにしましょう。 水道水のカルキ抜きの方法これまでの説明を読んで「なんだか難しそう…」と思われた方があるかもしれませんが、水道水から残留塩素(カルキ)を抜く方法自体は、とても簡単です。 バケツなどに汲み置きした水道水を、およそ一昼夜放置する。ただそれだけです。日中太陽の光の当たる場所に置いておくと、より効果的に残留塩素が抜けていきます。 水換えの場合も、同じ方法でカルキ抜きをした水を使いますので、水換えの時期が近づいたら、あらかじめ用意しておくといいですね。 もし、汲み置きの水が用意できない場合は、市販のカルキ抜き剤を用法に従って水道水に加えることで、残留塩素(カルキ)を抜くこともできますので、試してみてください。 |
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